機能概要
この設定を行うことで、TalkLabelで受信したメッセージをSlackに自動通知できるようになります。
GoogleスプレッドシートとApps Scriptを利用してWebhook連携を行い、
TalkLabelからのメッセージをSlackチャンネルでリアルタイムに確認できます。
設定手順
STEP1:Googleスプレッドシートを新規作成する
STEP2:Apps Scriptを開く
STEP3:コードを貼り付けてSlack Webhook URLを設定する
STEP4:デプロイ設定でウェブアプリを公開する
STEP5:TalkLabel側でWebhook URLを登録して通知設定を完了する
【詳細手順】
STEP1:Googleスプレッドシートを新規作成する
Googleスプレッドシートを新規作成します。
作成後、上部メニューから「拡張機能」→「Apps Script」をクリックします。

STEP2:Apps Scriptを開く
新しいタブでApps Scriptの画面が開きます。
初期表示されている function myFunction() { } のコードをすべて削除してください。
function myFunction() {
}
STEP3:コードを貼り付けてSlack Webhook URLを設定する
以下のコードを貼り付けます。
//TalkLabelでメッセージを受信したら、slackに通知する
function doPost(e){
//データを取得
const data = JSON.parse(e.postData.contents);
const textdata = data.trigger.detail.message; //メッセージデータを取得
const frienddata = data.friends;
console.log(data);
console.log("textdata",textdata);
console.log("frienddata",frienddata);
let text = []; //メッセージ内容
let linename = []; //LINE名
//メッセージの場合の処理
if(textdata.type === "text"){ //メッセージの場合
//メッセージ内容を取得
text = data.trigger.detail.message.text;
}else if(textdata.type === "sticker"){ //スタンプの場合
text = "【スタンプ】を送信しました。"
}else if(textdata.type === "image"){ //画像の場合
text = "【画像】を送信しました。"
}else if(textdata.type === "video"){ //動画の場合
text = "【動画】を送信しました。"
}else if(textdata.type === "audio"){ //音声の場合
text = "【音声】を送信しました。"
}else{
text = "不明なメッセージ送信しました。"
};
//LINE名を取得
if(frienddata){
linename = frienddata[0].line_display_name;
}else{
linename = "不明";
};
console.log("メッセージ内容",text);
console.log("LINE名",linename);
const messageToSend =
`【LINE名】\n` +
`${linename}\n\n` +
`【メッセージ内容】\n` +
`${text}`;
//slackに通知を飛ばす
const slackWebhookUrl = "ここにslackのwebhookURLを貼る";
const payload = JSON.stringify({
text: messageToSend,
});
const options = {
method: "post",
contentType: "application/json",
payload: payload,
};
// SlackにPOST送信
UrlFetchApp.fetch(slackWebhookUrl, options);
};
コード内の"ここにSlackのWebhook URLを貼る" の部分に、Slackで取得したWebhook URLを貼り付けます。
貼り付けが完了したら、右上の💾「保存」アイコンをクリックして保存します。
STEP4:デプロイ設定でウェブアプリを公開する
右上の【デプロイ】ボタンをクリックし、「新しいデプロイ」を選択します。
- 種類の選択で歯車アイコンをクリックし、「ウェブアプリ」を選択
- 「アクセスできるユーザー」を「全員」に変更
- 【デプロイ】をクリック
- 「アクセスを承認」ボタンが表示されるのでクリックして許可します


デプロイが完了すると「ウェブアプリのURL」が発行されます。
このURLをコピーしてください。
※このURLがTalkLabelに設定するWebhook URLになります。
STEP5:TalkLabel側でWebhook URLを登録して通知設定を完了する
TalkLabelにログインし、通知を設定したい自動応答を開きます。
- 「ラベル・表示設定」を選択(ユーザーに影響を与えない設定です)
- 「Webhook設定」を開き、コピーしたウェブアプリのURLを貼り付けて【決定】をクリック
- 右下の【更新】をクリックして保存
これで設定は完了です。
実際に公式LINEからメッセージを送信し、Slackに通知が届くかテストしてください。
ヘルプセンター